技術ライセンス事業

技術ライセンス事業イメージ

現在当社がライセンスしている特許権や意匠権は、瓦屋根に関する技術になります。
これらの特許技術やデザインを製品や製造技術に盛り込むことで、製品の付加価値が向上するだけで無く、製品品質の向上や製造コストの削減などが可能となります。
当社の技術ライセンスを使用する前提で商品開発を行う場合は、基本的に当社が製品の設計から行い、不良率削減、生産効率向上を目指したモノづくりを行います。
また、当社が開発段階から関わり、開発製品の製品品質が安定するまではライセンス料を頂きません。
ライセンシーの売り上げがあがり、ライセンシーが儲かった後に、当社は利益の一部からライセンス料を頂く仕組みになっています。
ライセンシーとはWin-Winの良い関係を長期にわたり継続することを目指しています。

開発商品/開発技術

防災瓦(防災構造:防災フック部/防災ロック部)

台風などの強風時で瓦が風圧により持ち上がった際、斜め下方に傾斜した防災フック部が防災ロック部上面を面で押さえます。
従来の防災瓦の防災構造と比べ、面で係合するため防災フック部の応力集中を軽減し、耐風性能が向上します。
大型台風が増えてきているなか、当社の技術を使うことで、より安心で安全な防災瓦を提供することが出来ます。

i-Netモジュール工法
防災モジュール瓦製造方法と成形金型

日本の建物モジュール(尺)と瓦のモジュール寸法を合わせることで、建築現場での瓦加工を大幅に減らし、建築現場での施工効率を飛躍的に向上させる施工方法です。
i-Netは甍ネットワークの愛称(甍=瓦屋根)で尺モジュール規格プレカット工法のことをi-Netモジュール工法と命名しました。
i-Netモジュール工法により3つのベネフィットを提供します。
1.建築現場での施工性が飛躍的に向上し屋根工事の生産性が向上
2.規格プレカット瓦を使うことで建築現場での廃材をほぼゼロに
3.屋根全体で防災瓦の係合構造が使えるため、防災性能が向上し、長期にわたり災害から屋根を守る
防災モジュール瓦製造方法と成形金型については、建物モジュールと瓦モジュール寸法を合せたモジュール瓦に防災機能を付加させた防災モジュール瓦の製造方法と成形金型に関する技術です。

i-Net隅瓦(i-Net工法用役瓦)

i-Netモジュール工法に適した隅棟部に使用する隅瓦です。
施工性が良く、スタイリッシュなデザイン性で、耐風性能に優れていることが特長です。
防水テープを隅瓦の裏面で押さえる構造のためEPDMシーラーが不要となります。(フルフラット形状の場合)
また、従来の隅瓦と比べ25%の軽量化を実現し、取り付け作業の軽減、屋根全体の軽量化などにも効果を発揮します。

i-Net袖瓦(i-Net工法用役瓦)

i-Netモジュール工法に適したケラバ部に使用する袖瓦です。
スタイリッシュなデザイン性に雨垂れ防止機能を付加した、新発想のかぶせタイプの袖瓦です。
桟瓦のとの横重なり寸法が大きいため、規格プレカット工法に適しています。
ヒレ形状、雨垂れ受け部形状、本体上面形状を工夫することで成形性が向上しました。
雨垂れ受け部の三角形状は、施工現場で欠けにくく、ハンドリング性が向上します。

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